中国の万剛科学技術相は17日、鄭州で開かれた第10回中国科学技術協会年次総会で、「今後、五輪関連の科学技術は幅広く普及・応用されるだろう」と述べました。
万剛科学技術相は、「北京五輪を経験して、中国の新エネルギー自動車は大規模な産業発展の段階に入る。第3世代携帯電話の技術も一層向上し、情報産業の発展をけん引する。太陽エネルギー発電システムと半導体を利用した省エネ照明技術も産業化される。また、五輪の幅広い分野で利用された環境保護技術も、今後は省エネや排出削減に応用される。さらに、各スタジアムで使われた建築用鋼材も、住宅建築に用いられる」と紹介しました。
なお、今回の年次総会のテーマは、「科学発展と社会責任」です。
(翻訳:洋)
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