中国の胡錦涛国家主席は16日北京で、パラリンピックの閉会式に出席するために中国を訪問したバングラデシュ暫定政府のファクルッディン・アーメド首相、ニジェール共和国のセイニ・ウマル首相とそれぞれ会談しました。
ファクルッディン首相と会談した際、胡主席は「バングラデシュ政府は中国との友好を堅持し、台湾やチベットなどの問題で中国の立場を支持した。バングラデシュは中国とのパートナーシップを発展させることに大きく貢献した」と述べました。
これに対しファクルッディン首相は、「国際やアジア地域レベルで中国との協力を深めたい。バングラデシュはひとつの中国という立場を支持する」と語りました。
ウマル首相との会談で、胡主席は「両国関係を発展させるために、ニジェールと政治や経済などで双方の新しい協力関係を模索していく」と述べました。
ウマル首相は会談で、北京五輪・パラリンピックの成功を賞賛しました。(翻訳:黄恂恂)
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