中国の温家宝首相は16日、パラリンピックの閉会式に参加するため中国を訪問したニジェール共和国のセイニ・ウマル首相、バングラデシュ暫定政府のファクルッディン・アーメド首相とそれぞれ会見しました。
ウマル首相と会した際、温首相は、「中国とニジェールが国交を正常化して以来、両国は相互の根本的な利益を支持し、政治で信頼を深め、貿易と文化交流の分野で協力しあってきた。両国の友好を保ち、互恵協力を発展させ、その成果を両国国民に還元したい」と述べました。
これに対しウマル首相は、「中国が引き続きニジェールの経済と社会の発展を支持するよう願う」と語りました。
また、ファクルッディン首相との会談で温首相は、「中国とバングラデシュの経済と貿易における協力関係を深め、両国国民の友好と、両国の長期的な、友好、平等、そして互恵的パートナーシップを発展させたい」と述べました。
ファクルッディン首相は、「中国といっそうの親密なパートナーシップを築きたい。政府間の交流を保ち、経済と貿易における協力を増やしたい」と話しました。
会談後、温首相はそれぞれの国と相互協力に関する意見書を交換しました。(翻訳:黄恂恂)
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