国連のパン・ギムン事務総長は1日、報告書を発表し、「イラク政府が政治と軍事分野で払った努力により、イラクの治安情勢はこれまでの3カ月に持続的に改善している」と述べています。
報告書では、「この間、多くの民間人の死傷者を出した暴力事件が依然として発生したが、暴力事件の発生頻度や死傷者の数は低下している。またイラク各地は暴力活動を防止するために協力を強化し、イラク治安部隊の能力も強まっている」としています。
しかし報告書は同時に、「実質的な政治対話を行い、民族和解を実現させてこそ、これまでに収めた進展を強固にすることができる」と指摘しています。(翻訳:玉華)
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