ロシア軍は現地時間の13日午前8時から、グルジアの湾岸都市・ポチ周辺に設置していた検問所から撤退を始め、この日中に全ての人員が撤退を完了しました。
報道によりますと、ロシア軍はポチから装甲車10台と兵員輸送車7台を撤収したということです。現在、グルジアは既に、ロシア軍が駐留していた検問所を閉鎖し、これら検問所の安全状況をチェックする作業を行っています。
フランスのサルコジ大統領とロシアのメドベージェフ大統領が8日にモスクワで、ポチからの撤退を第一歩とする新しい協定に合意しました。この協定では、来月1日にEU・欧州連合の軍事観察団が活動開始後、ロシア軍は10日以内に南オセチア自治州とアブハジア自治共和国を除くグルジア領から完全撤退することも定めています。
(翻訳:洋)
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