韓国外交通商省が3日に発表した声明によりますと、韓国は朝鮮がニョンビョンの核施設の修復作業を行ったことは朝鮮半島の核問題をめぐる六カ国協議を破壊するもので、これを深く憂慮しているということです。
この声明は「韓国は朝鮮が3日に、ニョンビョンの核施設の修復作業を開始したことを確認した。朝鮮側に事態をさらに悪化させるような行動を中止するよう求めるとともに、アメリカを含む六カ国協議参加国と対策を協議することにしている」としています。
これを受けて、アメリカ国務省のマコーマック報道官は3日、「今の情況から見ると、朝鮮はニョンビョンの核施設の無能力化に伴い取り外した設備類を保管施設から移動させただけで、核施設を再稼動させる証拠はない」と述べたあと、六カ国協議のアメリカ首席代表を務めるヒル国務次官補が朝鮮半島核問題について協議するため、4日北京に到着することを明らかにしました。
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