フランスのクシュネル外相は29日、フランスはロシアとの対話を続け、現段階でグルジア問題で、ロシア制裁を主張しないことを明らかにしました。
クシュネル外相はフランスに駐在する大使会議が終わった後で行われた記者会見で、「来週、フランスで開かれるEU・欧州連合首脳の特別会合では、グルジア問題について集中的に検討する。特に、ロシア軍の撤退問題や国際交渉によって南オセチアとアブハジア問題の解決をめぐって討議することになる。こういった問題でEU各国がフランスと一致した立場になってほしい」と述べました。