競泳のマイケル・フェルプス選手が北京五輪で史上最多の8個の金メダルを獲得したことにより、米国では水泳に対する注目度が高まり、主要各紙は「フェルプスによって米国の水泳が変わるだろう」との文章を発表しています。
フェルプス選手は、「ニューヨークタイムズ」の取材を受けた際、「競泳はこれまで、五輪や世界選手権でないと注目されないスポーツだったが、北京五輪での自分の活躍によって、競泳がバスケットボール、テニス、或いはゴルフと同じように人々の情熱を引き起こすものになればいい」と述べました。
これに対して「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」は、「米国では、水泳は主流のスポーツではないので、大衆からの注目度は高くない。しかし今、競泳の米国代表チームは、来年開催される世界選手権の中継について放送大手のNBCと相談している。今まで米国では世界選手権のテレビ中継はなかったので、フェルプスによってテレビ業界が水泳に興味を持つようになったといえるだろう」と指摘しました。(翻訳:鵬)
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