パキスタンのムシャラフ大統領は18日、大統領を辞任すると全国に向け、テレビ演説を行いました。
その中で、ムシャラフ大統領は「法律専門家と支持者の意見を聞いた上で、辞任を決めた。そして、同じく18日、議会に辞表を提出した」と述べた後、「反対派による指摘は根拠のないものである。政治的対立を避けるため辞任を選んだのだ。そうでなければ、国と国民の利益を損なうことになる」と語りました。
このほか、ムシャラフ大統領は、ここ数年パキスタンが経済面で収めた成果を発表し、「これはパキスタンの経済政策が全世界に認められた結果だ」との考えを示しました。
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