韓国とアメリカ両国は18日から韓国で「乙支フリーダム・ガーディアン（UFG）」という共同軍事演習を開始しました。

　米韓合同軍司令部によりますと、韓国軍隊の5万6000人の士官と兵士や韓国駐留のおよそ1万人近くのアメリカ軍兵士がこの5日間にわたる共同軍事演習に参加します。演習は、韓国の軍隊が外部からの侵入の防止能力を向上すると共に、軍隊の指揮能力を検討することを目指します。

　米韓合同軍司令部は「2012年に韓国のアメリカ駐留軍が韓国軍に戦時作戦統制権を移管することに備えるため、演習では韓国の軍隊は初めてアメリカの統合参謀本部を指揮することになる。アメリカ軍は韓国のアメリカ駐留司令に指揮される」と明らかにしました。