中国初の月探査衛星「嫦娥1号」は17日、再び月食の陰の部分を通過し、厳しい低温と電力供給の減少という試練に直面することになります。
専門家によりますと、「嫦娥1号」の運行は主に太陽エネルギーに頼っているということです。衛星にはバッテリーが備わっていますが、備蓄電力は限られています。このことから、月食の陰の部分を通過するとき、衛星への太陽の放射は減少し、温度も下がります。これは「嫦娥1号」にとって大きな試練になるということです。
前回、月食の陰の部分を通過したのは、2月21日でした。(翻訳:朱丹陽)
|