北京五輪は11日、三日目を迎え、北京時間の午後8時45分までに、競泳、射撃、重量挙げ、飛び込み、柔道などで十個の金メダルが決まり、このうち、競泳の三種目では世界記録が更新されました。
アメリカ代表は競泳男子4×100mの自由形リレーで、3分8秒24で世界記録を破り、チャンピオンに輝きました。また、日本の北島康介選手が男子100m平泳ぎで、58秒91の世界新で金メダル。ジンバブエのカースティ・コベントリー選手が女子100m背泳ぎの準決勝で58秒77で世界記録を塗り替えました。
中国の林躍、火亮組は男子10mシンクロ高飛び込みで、圧倒的な強さで金メダルを獲得しました。女子の58kg重量挙げの決勝戦で、中国の陳艶青選手がチャンピオンに輝き、自らのオリンピック記録を更新しました。
インドのビンドラ選手は射撃の男子10mエアライフルで、インドにとって、五輪史上初の個人種目金メダルをもぎ取りました。銀メダルは中国の朱啓南選手でした。
オーストラリアのリスベス・トリケット選手が女子100mバタフライでチャンピオン。イギリスのアドリントン選手は女子400m自由形で優勝しました。フィンランドのマケラ選手が射撃の女子トラップで優勝しました。
男子62kg級重量挙げでは、中国の張湘祥選手が金メダルを獲得しました。
アゼルバイジャンのママドリ選手は柔道男子73kgで、アゼルバイジャンにとって、今大会初の金メダルを手に入れました。
また、この日のドーピング検査の結果、スペインの自転車選手、マリア・モレノ選手が出場資格が取り消されました。(Yan)
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