中国の胡錦涛国家主席は11日、北京で、五輪開会式に出席した一部の外国指導者と会談しました。
ラトビアのザトレルス大統領と会談した際、胡錦涛国家主席は、「中国はラトビアと交流を保ち、両国の政府、立法機関、政党間の接触を強化し、貿易、科学技術、文化など分野での協力を拡大したい」と述べました。
これに対して、ザトレルス大統領は「ラトビアは中国と貿易分野での協力を強化し、教育、文化分野での交流を拡大したい」と述べました。
またキプロスのフリストフィアス大統領と会談した際、胡錦涛国家主席は、「中国はキプロスと共に、両国のハイレベルの交流を強化し、各分野での協力を拡大したい。中国はキプロスの独立、主権、領土保全が尊重されるべきだと一貫して主張し、キプロス問題は国連の関係決議に基づいて公正、合理的に解決されるべきだ」と述べました。
これに対して、フリストフィアス大統領は、中国がキプロスの国家統一への支援に感謝の意を表し、「両国が貿易などの分野での協力を強化することを望んでいる」と述べました。(翻訳:玉華)
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