中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は9日午後、北京五輪開幕式に参加した外国の指導者たちとぞれぞれ会見し、北京五輪への支持に感謝の意を表しました。
ルーマニアのオルテアヌ下院議長と会談した際、呉邦国委員長は、「中国はルーマニアとの伝統的な友情を重視している。両国の国交樹立60周年を契機に、議会を含む各分野における実務的な協力を強化し、共に両国の友好協力パートナーシップを新たな段階に引き上げることに努力していきたい」と述べました。
これに対し、オルテアヌ下院議長は、「ルーマニア議会は、中国全国人民代表大会と野友好往来を非常に重視している。若い議員たちの交流を一層強め、両国関係の持続的な発展に貢献するよう希望している」と語りました。
また、呉邦国委員長は欧州議会の欧中友好グループの責任者・ディーバ氏と会見した際、「中国全国人民代表大会と欧州議会の定期的交流メカニズムの重要な役割を生かすよう希望する。中国は、より多くの欧州議会の議員が中国を訪問することを歓迎し、中国を客観的に知ってもらいたい」と述べました。
なお、アメリカのハネウェル社のデイブ・コテ最高経営責任者と会見した際、呉邦国委員長は、「経済貿易などの分野で、中米両国が互恵協力を拡大することは、双方の共同利益に合致しており、中米両国の建設的協力関係の発展に有利だ」との考えを示しました。
デイブ・コテ最高経営責任者は、「ハネウェル社は引き続き、米中両国の経済貿易協力と両国関係の発展にたゆまず努力していきたい」と語りました。(翻訳:洋)
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