長崎では、9日、原爆が投下されてから63年になる「原爆の日」を迎え、長崎平和公園で原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が開かれました。
63年前、アメリカによって原爆が投下された午前11時2分に、長崎の鐘を鳴らし合わせて、出席者全員で黙とうをささげました。
福田康夫首相は式典で「非核三原則を堅持し、核兵器廃絶と恒久平和の実現に向けて国際社会の先頭に立つことを誓う」とあいさつしました。
長崎市の田上富久市長はその際「核兵器廃絶を全世界に向け発信すると同時に、非核三原則を堅持する」よう日本政府に呼びかけました。
なお、この平和記念式典には被爆者や遺族、一般市民など5000人が参加しました。(翻訳:huangjing)
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