北京五輪期間中、内外から約50万人の観光客が北京を訪れる見込みです。観光客の宿泊先としては、現代的な高級ホテルのほか、「奥運人家（五輪ホストファミリー）」に泊まることも一つの選択肢となっています。北京の古い横丁「胡同」が保存された街並みで有名な什殺海の南官房胡同39号にある住宅は「五輪ホストハウス」に指定されています。この住宅は、典型的な北京の伝統建築様式である「四合院」のスタイルを保っています。

　高級ホテルとは違って、「五輪ホストハウス」では中国の文化をより楽しむことができます。また、ホストハウスがある什殺海地域には、恭王府や郭沫若故居、后海などの名所旧跡があります。ここに泊まりながら、北京の歴史文化も体験できます。（翻訳：洋）