北京五輪の開催に先立って、国連のパン・ギムン事務総長は28日声明を発表し、五輪開催期間中、関係各方面が様々な敵対行動をやめるよう全世界に向けて呼びかけました。

　この中で、パン・ギムン事務総長は「オリンピック休戦は五輪開催期間中に限られるが、この期間を利用して、紛争当事者の双方に戦争による甚大な損失を再認識させると同時に、対話の条件を作り出し、また、紛争地区の民衆への支援提供にとっても役立つ」と指摘した後、「交戦している当事者が相手を尊重する行動をとることができれば、解決がどんなに難しい紛争であっても平和的に解決することができるだろう」と語りました。