「人民日報」は、「北京オリンピックの安全対策は非難されるべきではない」の文章を掲載しました。
文章は、「アテネオリンピックの時、安全対策で、配備されたミサイルや、地中海を巡視しているNATOの艦艇を見た。これを疑問に思った人はいない上、評価された。しかし、中国の場合になると、政治問題に結び付けられている」と指摘しました。また、「オリンピックを数回取材した経験から言えば、安全対策が軽視されてはならない。国際オリンピック委員会も、開催国も安全を最も重要な位置に置く。北京オリンピックも、世界の人々が納得する安全を保障すべきだ」と強調しました。(翻訳 朱丹陽)
北京五輪、40%の緑化目標を実現
北京五輪の国際プレスセンターで行われた記者会見で、首都緑化委員会弁公室の王蘇梅副主任は、北京の都市部の緑化率が2000年の36%から現在の43%まで上昇し、「グリーン五輪」の目標としていた40%を上回ったことを明らかにしました。
「グリーン五輪」とは、人文主義という原則のもとに新しい緑地づくりや従来の住環境の緑化に取り組むことです。現在、北京市の一人当たりの平均緑地占有率は2000年の9.66平方メートルから、12.6平方メートルに上昇しました。(翻訳:黄恂恂)
北京五輪選手村、準備万全でオープンへ
北京五輪選手村のトウ亜萍報道官は25日北京で、選手村は27日に正式オープンする予定で、準備はすっかり整ったと発表しました。
トウ亜萍報道官はまた、「北京五輪選手村には、銀行やデパートなどの商業施設のほか、ネットカフェや民芸品センターも設置されている。選手村では専門の監督体制をとり、食品の安全を確保する。そのほか、宗教センターではキリスト教、仏教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教の礼拝施設も設置する」と表明しました。(シンエン)
北京五輪メディアセンターがオープン
北京五輪の二つのメディアセンターが25日、オープンしました。世界各地から7000名にのぼるメディア関係者に便宜を提供します。
オリンピック期間中、北京五輪組織委員会は五輪公園近くの「緑色家園メディアセンター」と国家体育場の隣の「匯園マンションのメディアセンター」の二つを提供します。このうち「緑色家園メディアセンター」はオリンピック史上最大のメディアセンターです。
北京五輪に登録したメディア関係者は2万人以上で、北京の50軒のホテルがサービスを提供します。
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