中国の新聞「人民日報」が伝えたところによりますと、今年上半期、中国の輸出入総額が去年の同じ時期に比べて2.4ポイント増えて、1兆2000億元を上回り、一方、貿易黒字は11.8%下がって、貿易不均衡の状態が改善されました。
今年上半期、中国企業は発展途上国への市場開拓によって、欧米市場での損失をある程度補いました。上半期、ブラジル、インド、ロシアそれにアセアン・東南アジア諸国連合など新興市場への輸出額はそれぞれ86%、53%、32%と30%増加し、いずれも先進国への輸出の増加幅を上回りました。
一方、中国は輸入面で関税を下げたり、手続きを簡素化したりした結果、先進技術設備とエネルギー製品の輸入が引き続き増加し、多すぎる貿易黒字という問題を効果的に緩和させました。
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