外務省の劉建超報道官は、24日、北京で、「チベット問題で必要で正しい措置を取った国を支持する」という中国政府の姿勢を示しました。

　この日行われた定例の記者会見で、ネパール警察がこのほど、反中国的な行動を取った逃亡中の「チベット独立」分子を逮捕したことについての質問に対して、劉建超報道官は、「一部の『チベット独立』分子がネパールなどの隣国で、中国大使館などの外国大使館に暴力的、あるいは威嚇的な行動を取り、チベット独立をたくらんでいる」と指摘した上で、「チベット問題で中国に対して友好的な国は、自国の領土で中国の利益に損害を与える行為を許さないと重ねて表明している。これに対して、中国は高く評価している」と述べました。（翻訳　朱丹陽）