国家質量監督検査検疫総局は今月20日から、外国のハンセン病患者とその家族の入国を許可すると発表しました。
今年6月18日、国連人権理事会は、「ハンセン病患者は一般の人たちと同等の権利を有する」との決議案を可決しました。中国は、この決議に応じて、ハンセン病患者への差別をなくすため、20日から外国のハンセン病患者の入国を許可することにしたものです。
ハンセン病は、抗酸菌の一種である「らい菌」の末梢神経細胞内寄生によって引き起こされる感染症です。その感染・発病率は非常に低く、ほとんどの感染が患者との「濃密な接触」が行われた場合に起こるとされています。そのため例え、らい菌を持つ人と接触したとしても、95%は、自然の免疫で感染を防げます。(翻訳:ooeiei)
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