23日、ユネスコ・国連教育科学文化機関は、中国に、世界で二つ目の世界遺産に関する訓練研究機構を設けました。
この機構の名称は「アジア太平洋地域世界遺産訓練研究センター」で、北京、上海、蘇州にそれぞれ駐在事務所を設けており、その目的は地域内各国の世界遺産申請への参与を強化し、遺産の保護意識を高めることです。
このセンターの設置について、主任代行を務める蔡満堂氏は、「中国には世界自然文化遺産が合わせて37ヶ所あり、この面では世界で三番目になっている。この機構の設置は、世界遺産を保護する準則と基準の制定にプラスとなり、アジア太平洋地域の各国の利益をも考慮することができる」と述べました。(翻訳 朱丹陽)
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