陸上の男子110m障害で世界記録保持者のデイロン・ロブレス(キューバ)が18日、パリで行われた国際陸上競技連盟(IAAF)ゴールデンリーグで、自身の世界記録より100分の1秒遅い12秒88で優勝しました。これにより、ロブレスは12秒90を切るタイムを2度出した史上初の選手となり、地元メディアから「110m障害の王様」とも呼ばれています。
これは、アテネ五輪の金メダリストで中国国民から北京五輪での優勝を期待されている劉翔に圧力をかけることになり、中国国家体育総局陸上競技管理センターの馮樹勇副主任は、「もし今すぐ、二人に勝負させれば、劉翔は負けるに違いない」と悲観的な見方を示しました。一方、劉翔のコーチの孫海平氏によれば、北京五輪に向けた準備を計画通りに進めているということです。(翻訳:鵬)
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