イランの最高指導者ハメネイ師は16日、「イランは同国の核問題会談の中ではっきりと赤線を引いた。イランは如何なる脅威に屈服することはない」と明らかにしました。
イラン国家テレビ放送はハメネイ師の話を引用し、「核問題交渉においてイラン側の立場と「赤線」ははっきりとしており、関係側はこれを尊重すべきであり、これは交渉の基盤である」と強調しました。しかし、ハメネイ師は「赤線」という意味を説明しませんでした。この「赤線」はウラン濃縮活動の中止をイラン側に求めることを指すと見られています。
また、ホワイトハウスのペリーノスポークスマンは「アメリカの政治事務担当のバーンズ国務次官はイランのラリジャ二核交渉首席代表、EU・欧州連合のハビエル・ソラナ共通外交・安全保障上級代表と19日、スイスのジュネーブで開催される会談に参加する予定だ」とした上で、「会議期間、バーンズ国務次官はアメリカの立場を重ねて表明することになり、すなわち、イランがウラン濃縮活動を中止するれば、ライス国務長官は核問題交渉を進めるため、如何なる時間、如何なる場所でイランのモッタキ外相と会談することを期待している」と述べました。 (翻訳:huangjing)
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