中越地震で被災した長岡市が、このほど、四川大地震の被災地・ブン川県雁門郷の蘿卜寨村に義捐金60万円を寄付したことが分かりました。長岡市の森民夫市長がブログでその様子を伝えました。
それによりますと、7月4日、長岡市民からの義捐金を持参して、四川視察に入った森市長は、四川省政府の建設庁と震源地に近いブン川県の関係者と協議した結果、ブン川県雁門郷の蘿卜寨村に義捐金60万円を寄付することにしました。この義捐金には、旧山古志村住民からの義捐金30万円も含まれているということです。
森市長は、被災前の蘿卜寨村の写真を転載し、「山古志地域に似ている美しい風景」だと記しています。さらに、四川省政府から、今後同村と長岡市は住民同士の交流を行おうという提案を受け、森市長はこれに賛意したということです。
■記事訂正のお詫び:当放送局は、7月5日のネットニュースで、森民夫市長は、成都市龍門山鎮団山村に旧山古志村住民の義捐金20万円を寄付したと伝えましたが、事実と異なったていたため、ここで訂正し、お詫びいたします。なお、団山村について森市長は、「山古志村と同様、大地震を耐え抜いた動物の話があり、今後、団山村とも交流をしたい」と語っています。(王小燕)
|