中国北方人材市場によりますと、このほど、「第6回中国大学生の最高の就職先調査」の結果が発表されました。調査対象となった18万2000人の大学生の中では、高額な給料を求める声が減少する傾向にある一方、国有企業へ就職が人気で、就職希望先のトップになっていることが分かりました。
給料への希望の内訳は、「1000元(日本円にしておよそ1万5000円)から4000元(日本円にしておよそ6万円)まで」が77.6%で、この割合は、2000年の「3000元以上(日本円にしておよそ4万5000円)」の割合より低くなっています。特に、「8000元以上希望」の割合はわずか2.1%で、いままで最も低い数字となっています。
このことから、今年の大学卒業生にとっては、高望みをせず、多くの就職チャンスをつかむことが大事で、高い給料ばかりを求めていては、チャンスを逃してしまうと考えられているようです。(翻訳 朱丹陽)
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