中国の周文重駐米大使は1日、アメリカのメリーランド大学で中米関係について講演しました。
周文重大使はその中で、「ここ数年、中米両国の建設的な協力関係は安定した発展を保ち、両国の指導者は緊密な接触を行い、戦略対話メカニズムは絶えず強化されている。朝鮮核問題、イラン核問題、スーダンのダルフール問題などで緊密な交流を保っており、アジア太平洋地区ないし世界の平和と安定、繁栄を促進した」と述べました。
周文重大使は、「中米関係で現れた問題に対して、双方は相互に尊重し、平等に相手側を取り扱い、小異を残して大同につき、対話と協議を通じて適切に解決すべだ」と指摘しました。
また両岸関係について、「アメリカが一つの中国の政策を堅持し、中米両国の3つの共同声明を遵守し、『台湾独立』に反対するという約束を守り、台湾問題を適切に処理するよう希望する」と述べました。(翻訳:玉華)
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