温家宝首相が2日北京で、「中国政府は震災救援活動全般で、人を最優先することと対外開放を堅持し、大衆の生命の安全を最大限に保障し、被災者の生活再建を確実に配置しており、被災区の再建は全国を挙げて行う」と強調しました。
これは温家宝首相がこの日北京でアメリカ合衆国国際開発庁(USAID)の責任者ヘリエンタ・フォア氏とジョンソン・エンド・ジョンソン社のウエルドン総裁と会見した際述べたものです。
温家宝首相は、「中国側は世界各界各方面の人々の支持を歓迎している。アメリカ政府の斡旋のもとに、大手企業と救援機構の中国に対する共同支援がはじめて行われたが、これはアメリカ国民の中国人民への友情を示し、双方の相互理解と両国関係の発展にプラスとなる」と述べました。
これに対しヘリエンタ・フォア氏は、「今回の被災地視察を通じて中国政府と国民の強い意志を見ることが出来た。私たちは帰国後、被災地の状況をアメリカ政府と各界に伝え、四川被災地の再建にいっそうの協力を提供するよう動員していく。アメリカ側は、中国側と密接に協力し、被災地住民に出来るだけの援助を提供し、両国国民の友情と協力の増進に寄与していく」と述べました。
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