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G8・主要国と新興国家の議員と政府関係者は28日東京で、気候変動への対応策を講じるよう呼びかけました。
「地球環境国際議員連盟」が主催した気候変動に関する会議は28日に、東京で開幕しました。日本の福田首相は挨拶に立ち、「温暖化ガスの削減は一部の国の努力によって解決できない。すべての国が協力する必要がある」とし、まもなく開催されるG8サミットで、温暖化ガスを主に排出する国が全員参加する新たな枠組みを作るべきだと強調しました。
アメリカの次期大統領選立候補の共和党のマケイン氏もテレビ演説の中で、「2012年に2005年と同じ排出量を保ち、2050年になると、1990年の排出量の4割まで削減することは、アメリカが目指すべき温暖化ガスの排出削減目標である」との考えを示しました。
日本を訪問中のイギリスのブレア前首相は、「気候変動に関する共通認識を達成する段階はすでに過ぎた。これからは解決策を見出すことである」とした上で、「長期的な温暖化ガスの排出削減目標を達成することは、今年のG8サミットの重要な議題である」と指摘しました。(翻訳:KH)
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