シンガポールのターマン財務相は、27日、「アジアが直面する最大の課題は、石油と食料価格の高騰によるインフレの加速だ」と指摘しました。
これはターマン財務相がシンガポール銀行協会の年度会合に参加したときに述べたもので、その中で、「この課題に対処するため、明確な通貨政策をとるべきだ。また、物価の高騰に最も影響される大衆層に行政による支援を与えるべきだ」と述べました。
ターマン財務相はさらに、「インフレを抑制するのに、アジアはアメリカのような緩やかな通貨政策をとれない。それと同時に、急劇な措置をとることは避ける必要がある」と指摘しました。(翻訳:閣)
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