北京市観光局の責任者はこのほど「北京の観光業界は世界各地から来る選手や監督、記者たちにぴったりの北京半日観光コースを作った。コースは100通り近くある。これによって、選手たちは競技の合間に北京の文化を体感できる」と紹介しました。
これまでの調査によりますと、大勢の外国選手が北京の長い歴史と文化に興味を持ち、北京の名所に行きたいと考えていることがわかりました。しかし、選手のスケジュールはハードで、半日程度の余暇時間しか残っていないのが一般的です。そこで、北京の観光業界は半日観光コースを作りました。
この半日コースには「鳥の巣」、「水立方」などのスタジアムを見学するコース、北京首都国際空港の第3ターミナル、改造後の前門大通り、世貿天街など北京の新しいシンボル的な場所を訪ねるコース、八達嶺長城、故宮、頤和園などの世界遺産を訪ねるコースなどがあります。これらのコースはいずれも半日で済むため、選手たちは北京の様々な表情に接することができます。
中国国際旅行社総社、港中旅国際旅行社、中旅総社、中青旅の各社はオリンピック村、ニュースセンター、メディアセンターなどにに入り、選手と記者たちのために観光サービスセンターを設置し、情報提供などのサービスを行います。また、各サービスセンターは英語、フランス語、日本語、スペイン語、アラビア語などの8つの言語が話せるガイドを募集しました。
中国国際旅行社総社国内部の責任者は「わが社はオリンピック村の観光サービスセンターに100台近くの観光専用車を備えた。観光客は、2、3人だけでも、乗車次第発車する」と語りました。(06/26 翻訳:Yin)
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