アメリカ大手コンピュータメーカーIBMの上海支社が、うつ病で療養していた中国人従業員を解雇したことについて、従業員が解雇無効と損害賠償を求めていた裁判で、上海市浦東新区労働争議仲裁委員会は18日、解雇を無効とした上で、IBM上海支社に対し損害賠償として4ヶ月分の賃金、総額5万7332元を支払うよう命じました。中国で、抑うつ症への差別に対して訴訟が行われたのは、今回が初めてだということです。(翻訳:鵬)