中国証券監督管理委員会はこのほど、「中国は安全かつコントロールできる形で、資本市場の開放を拡大していく」と語りました。
それによりますと、中国証券監督管理委員会は近いうちに証券業と資本市場の対外開放に関する評価を行い、その結果によってこれからの開放政策を策定するということです。
証券監督管理委員会の報道官は、「中国では、資本市場を対外開放してからまだ時間がそれほど経っていないのに、開放度は高いレベルにある。現段階で、証券業の発展ぶりは資本市場の成熟度とほぼ一致している。内陸部ですでに海外投資家向けのB株市場が出来たし、国内企業の海外上場も許可された。また、6つの海外証券取引所が中国に代表所を設立した」と語りました。
この報道官はさらに、「国際的な経験から見ると、過度で速すぎる開放は潜在的な金融リスクを招き、資本市場にマイナスの影響を与える恐れがある。今後、中国は引き続き『段階的で、安全かつコントロールができて、共存共栄』という基本原則に基づいて証券業や資本市場の対外開放を拡大していく」と語りました。(06/15 翻訳者:Lin)
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