「資源運営モデル及び対応技術」課題グループは先ごろ、「この課題の基本研究はほぼ完了し、これからは市場化を始める。この課題に基づいて作られたBABモデルは企業が抱える有形や無形の資源を活性化させる」と発表した。
この課題の組織者で、国務院発展研究中心国際合作局の孫蘭蘭局長は「資源運営モデル及び対応技術とは、物質資源、無形資源、サービス力などさまざまな形態の資源を多様な方式によって流通分野に導き、充分な統合によってそれを最大限に活用し、資源浪費を改善するものだ」と述べた。
「資源運営モデル及び対応技術」を運営する中国商務港「www.cnbab.com」が先ごろオープンした。それは「有形」、「無形」、「能力」の3タイプによって情報を6種類に分け、ユーザーは需要に応じ、売買、置き換え、競売、賃貸借、協力などによって資源を流通させる。
BABはネット上の環境を作り、政府、銀行、専門機関の信用システムにセキュリティーの高いネット技術を加え、顧客のネット上の資源運営の安全性を確保する。
「資源運営モデル及び対応技術」課題グループは国務院発展研究中心国際合作局が先頭に立ち、研究機関数機関及び天津市、四川省の2社を試験基地として作られた。2005年11月、この課題グループは国務院発展研究中心が設立を決め、2007年11月、科技部はそれを本格化し、特別経費も割り当てた。
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