今年3月から、中国各地では相次いでディーゼルオイルが供給不足になりました。特に浙江省、江蘇省、福建省、河北省、北京市、河南省などのガソリンスタントではディーゼルオイルを求めて長い行列ができした。この状況について、中国石油販売会社の責任者はディーゼルオイルに需要が集中する理由を4つにまとめました。
まず、国民経済の急速な発展により、国内の石油製品の消費が大きく増えたのが原因のひとつです。
国際原油価格は5月中旬から引き続き高くなっています。しかし、国内では原油価格と石油製品の価格の差は大きくありません。利潤が少ないため、一部の石油加工企業は石油製品の生産量を減らしました。このため、市場への供給量が大幅に減りました。
また、今年1月から4月にかけて、中国の燃料油の輸入が去年より20%減ったことから、国内市場の供給不足に拍車がかかりました。
最後に、国際原油価格の高騰で、原油の加工企業が出荷を控えて、値上がりを期待しているのもディーゼルオイルが供給不足になった一因とされています。(06/13 翻訳:Yin)
|