新華社情報北京3月24日発(記者 江国成) 中国石油天然気と中国石油化工の担当者が24日に局地のディーゼルオイル供給の不足及び石油の値上に関するうわさに対して、2大石油会社が関連措置を取り入れ、石油製品の市場供給を保証し、同時に国家の政策と国務院関連部門の要求により、「国内石油価格の安定化を保つ」と打ち明けた。
中石油、中石化の関連責任者によれば、国内の石油資源が豊か、国内石油市場の穏やかな供給を保障でき、昨年11、12月のディーゼルオイル供給の逼迫は再発できないという。
昨年末、石油製品の供給逼迫が緩和されてから、2大会社が石油製品の生産と輸入を増加し、国内の原油加工量と石油製品の生産高が急成長する。今年1ー2月、2社の石油製品の生産高は同期比で10.5%増となった。石油製品の在庫が年初より28%増え、そのうちディーゼルオイルの在庫は46%増加し、ここ数年来の同期在庫を超えた。
この2社の担当者によれば、このほど南方の石油供給が不足、ひいては供給制限が出現し、正常な要素も不正常な要素もある。
年初以来、国民経済が穏やかで速やかに発展し、各業界の石油製品に対するニーズが穏やかに増加する。特に南方の災後再建が石油製品のニーズを増やし、春種まきの石油消耗ピークに当たり、石油製品のニーズも相応的に増加する。同時に不正常な要素の影響で、国際市場の石油価格が引き上がり、石油値上の予期、ひいては値上のうわさが存在し、少数企業が買いだめし、石油製品の供給不足を激化する。
この2社は下記の措置で市場供給を保証する。一、資源の投入を増やし、市場資源の効果的な供給を増加し、石油供給の制限措置を取消す。二、石油供給が不足、在庫が少ない地域の資源供給を増加し、石油の供給を保証する。三、国家の価格政策と価格規定を厳格化する。傘下の石油製品の生産企業と経営企業の価格を厳しく検査し、国家規定の価格を超える販売行為を断固として取り締まる。同時に、国家の関連部門は買いだめ、流言放ち、つり上げなどの不法な行為を厳しく処理する。(翻訳 王秋)
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