世界文化遺産に指定されている古い町・雲南省の麗江で、10日、北京オリンピックの聖火リレーが行われました。ここに居住している少数民族のナシー族やブミ族などの少数民族の人々は祭礼用の民族衣装を身に着け、聖火を迎えました。
この日午前8時ごろ、リレー会場に集った人々は四川大地震の犠牲者に1分間の黙祷を捧げました。汶川被災地に住んでいるチャン族出身の若い女性・張紫藍さんと1996年2月3日麗江で地震が発生したその日に生れたナシー族出身の若者・和震生さんが共に第一ランナーになりました。二人は聖火を手に、麗江でのリレーをスタートさせました。コースの距離は8900メートルでした。(翻訳:董)
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