唐家山堰止湖観測指揮センターによりますと、7日午前7時8分から、唐家山堰止湖の排水路から水が流れ始めました。現在、水の流れは安定していて、堤防は比較的安全だということです。
これに先立ち、決壊に備えて、下流域にいる20万人の住民はすでに安全な場所に避難しています。緊急対策に当たっている現場スタッフは、総延長400メートルあまりの排水路を掘りました。現在、せき止めされている堤防の左岸で、もう一本の排水路を作っている最中で、工事の邪魔になる大きな岩に対しては爆破し、水位が上がりつつある湖の水を早く流せるよう作業を進めているところです。
温家宝首相は6日午後、この地域を訪れて三回目の視察を行い、「安全を最優先にし、危険防止のための工事で、犠牲者や怪我人を出してはならない」と強調しました。(翻訳:Yan)
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