韓国のイミョンバク大統領は、6日、ソウルで、「国内外の経済環境の悪化や『牛肉の輸入問題』による民心の乱れが、組閣されたばかりの初期段階の政府を窮地に陥らせた」と述べました。
韓国の通信社である連合ニュースによりますと、イミョンバク大統領は、「より謙虚な姿勢で、国民の声に耳を傾ける」と述べると同じに、この窮地から抜け出すため、積極的に協力してくれるよう、国民に求めました。
韓国がアメリカから牛肉を輸入する問題に対しては、およそ2000人の民衆が6日、新たな抗議活動を始め、大統領の辞任を求めました。一方、イミョンバク大統領の7人の主席秘書官は6日、牛肉輸出問題で責任を取るとして、集団辞表を提出しました。今のところ、イミョンバク大統領がこれを承認したかどうかは分かりません。(翻訳 朱丹陽)
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