パレスチナ自治政府のアッバス議長は4日、イスラム原理主義組織ハマスを含む各派が和解交渉を行い、また総選挙を前倒しして実施するよう呼びかけました。
アッバス議長は4日、ヨルダン川西岸の都市ラマラで演説し、「パレスチナ人民の利益を損なうことに終止符を打ち、平和的な国づくりをするため、我々は包括的な対話を行うべきだ」と述べました。その上で「評議会選挙と議長選挙を前倒しして実施するよう」求めました。
これに対し、イスラム原理主義組織ハマスの幹部ザハル氏は、前提条件を設けない対話なら歓迎するとの姿勢を示しました。(翻訳:鵬)
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