パレスチナ自治政府のアッパス議長は4日、「イスラム原理主義組織ハマスと対話することはあり得ない」と改めて強調しました。
これはこの日ラッマラでデンマークのムラー外相と会談した後の記者会見で述べたものです。アッバス議長はその中で、「ハマスの武装勢力がガザ地区を制圧するのは犯罪行為だ。解任されたハマスの指導者であるハニヤ首相及びその関係者は非難されるべきだ。しかし、ハマスがクーデターを起したことを認め、ガザ地区の局面を改めようとするならば、対話することは可能だ」と述べました。
デンマークのムラー外相はアッバス議長に対するデンマークの支持を改めて表明し、パレスチナ指導者の合法性を尊重するようパレスチナ人民に呼びかけました。(翻訳:董燕華)
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