中国国家文物局の単チ翔局長はこのほど、重慶市大足県にある仏教石窟大足石刻の千手観音が、国家重点保護プロジェクトの第一号になったことを明らかにしました。
現在、千手観音の傷がひどく、国家文物局はこれまでに専門家グループを度々現地に派遣し、保護対策を検討してきました。
大足石刻の千手観音彫像は、南宋時代に建設が始まり、高さ7.7メートル、幅12.5メートルで、1007本の腕があり、手の平に一つの目があるため、「千手千眼観音」とも呼ばれます。大足石刻は1999年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。(翻訳:ooeiei)
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