中国の四川大地震で被災者への医療支援のため中国に派遣された日本の国際緊急援助医療チームが2日午前、四川省の中心地成都を離れ帰国しました。
この医療チームは23人からなり、そのうち医師は4人、看護士は7人、薬剤師などは5人で、20日に成都入りした後、華西病院で四つのグループにわかれ、救急や集中治療室(ICU)、透析などの班に分かれて、中国の医療関係者と共に震災で負傷した人々の治療にかかりました。
統計によりますと、日本の医療チームは合わせて1355人の負傷者を治療しており、帰国に先立って、持ってきた一部の医療用品を震災地区に寄付しています。
|