CCTV報道によりますと、四川省石方城の南にある「万人臨時避難所」に、特別な美容院が店開きしました。
美容院の名前は「震生美容院」。若いスタッフが被災者たちに無料で髪の手入れをしています。
地震後、被災地の美容院はもう営業できない状態なので、「もしきれいな髪形ができたら、少しでも心を癒せるかな」と思って、責任者の劉旭陽さんが友達の徐瀟さんと一緒にこの美容院を開きました。
実は、劉旭陽さんと徐瀟さんも今回の被災者で、地震後、三日間も両親と連絡が取れませんでした。5月16日、両親と会った二人は、「私はまだ帰らない、美容院を開きたい」と両親に相談しました。劉さんの家は旅行社を経営していて、徐さんの家は化学工場を持っています。二人の両親は、「学校であまり真面目に勉強していなかったのに、このようなことをやって、もう私たちの誇りになる」と涙をあふれさせて記者に言いました。
そして、四川美容院協会の協力によって、たくさんのボランティア美容師が集まって、「震生美容院」が誕生しました。(編集:オウギ)
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