日本の最高裁にあたる中国最高人民法院の王勝俊院長は、29日、北京で、腐敗取締りと清廉潔白に職務をこなすことに力を入れ、裁判所での腐敗取締体制作りを進めていくことを各級裁判所に求めました。
王勝俊裁判長は、「腐敗取締に関する教育を着実に進め、清廉潔白に職務をこなすための制度作りに力を入れていく。腐敗防止にプラスとなる健全な制度を構築して、権力行使への監督をより強化すべきだ。同時に、裁判所の司法体制の改革を深め、公正で、効果があり、かつ権威的な社会主義の司法体制を作りあげ、腐敗の発生する基盤を抜本的に取り除く」と強調しました。
さらに王勝俊裁判長は、「各級の裁判所は、民衆の利益を損なう行為の取締りを重点として活動を進めていくべきだ」と指摘しました。(翻訳 朱丹陽)
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