中国国民党大陸訪問団は28日午後、北京飯店で記者会見を開きました。国民党の呉伯雄主席は席上、「胡錦涛共産党総書記と1時間にわたる会談を行った。その成果に満足している」と述べました。
呉主席はまた、「双方は、相互信頼を深め、小異を残して大同に就き、共存共栄の局面をともに切り開くことで合意した。今後双方が全力を上げて取り組めば、毎週末に直航チャーター便を運行することや大陸住民の台湾観光などの問題は早めに実現できると信じている」と述べました。(翻訳:ooeiei)
海峡交流基金会と海峡両岸関係協会、対話へ 台湾海峡交流基金会の江丙坤会長は29日午前、大陸側の海峡両岸関係協会の招きに応じて、6月11日から14日にかけて北京を訪れ、海峡両岸の間を週末に運航するチャター便のことや、大陸観光客の台湾旅行について話し合うことを明らかにしました。
これは海峡両岸関係協会が29日、台湾海峡交流基金会に書簡を送り、江丙坤会長や高孔廉事務局長の率いる代表団の北京訪問を要請したのに応じたものです。
台湾のメディアによりますと、江丙坤会長は、できるだけ速く話し合いを行うことに同意したということです。江会長はこれが1999年以来、海峡交流基金会と海峡両岸関係協会の協議再開のスタートであり、これを歓迎すると表明しました。(翻訳:董)
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