中国国務院台湾事務弁公室の楊毅報道官は30日、北京での記者会見で、「海峡両岸関係は現在、重要な時期にある。『台湾独立』を阻止し、台湾海峡の平和を確保することは、両岸の同胞にとって最も重要で緊迫した任務だ」と述べました。
楊毅報道官はその中で、「陳水扁当局は現在、台湾同胞と国際社会の反対をよそに、国連加盟のための住民投票など『台湾独立』活動を行っている。これは、台湾海峡の安定と平和を脅かしている」と述べました。
その上で、「こうした情勢に対し、中国大陸は『平和統一、一国二制度』という方針や、両岸関係を発展させ、祖国の平和統一を推進するための8つの主張に基づき、国の主権と領土を確保していく」と強調しました。(翻訳:鵬)
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