四川大地震による土砂で川がせき止められできた「せき止め湖」に、決壊の危険性があるとして、住民を脅かしています。地元では、掘削や爆破などの方法で、二次災害の防止に力を入れています。
被災地の一つ広元市の青川県被災救助指揮本部は21日夜、下流地域の住民の安全を脅かしている「せき止め湖」は、現在決壊する可能性が極めて少ないと報告しました。
青川県の「せき止め湖」に対して、救援部隊は四川省水利庁などの決定に基づき、溝を掘り排水量を増加しました。これによって、豪雨や堤防の決壊による被害を回避できる見込みです。
また、綿竹市被災援助指揮本部でも22日、綿竹市清平の「小崗剣せき止め湖」を爆破し排水に成功したということです。
21日午後1時10分、武装警察は設備とともに小崗剣入りし、待機していた解放軍や武装警察とともに、500キログラムの爆薬を使って午後4時に爆破を実施しました。(翻訳 朱丹陽)
|