四川大地震の犠牲者に哀悼の意を表すため、中国は19日からの3日間を「全国哀悼の日」としており、中国の海外駐在機関では半旗を掲げ、記帳穂を設け弔問を受け付けています。そして20日午後11時までに、合わせて70カ国余りの指導者や代表らが、中国の大使館や領事館に弔問に訪れています。
これまでに、パキスタンのムシャラフ大統領、フランスのサルコジ大統領、ペルーのガルシア大統領、アメリカのブッシュ大統領、韓国のイ・ミョンバク大統領、イギリスのブラウン首相ら各国指導者のほか、国連のパン・ギムン事務総長、世界貿易機関のラミー事務局長ら国際機関の代表も弔問に訪れました。
また、四川大地震の犠牲者を追悼するため、ペルーは5月19日を「全国哀悼の日」に定め、半旗を掲げました。朝鮮の首都ピョンヤンでは、地震発生から1週間となる19日の14時28分に船舶や汽車は汽笛を鳴らし、自動車はクラクションを鳴らしています。さらに国連安保理は20日の会議の前に、四川大地震の犠牲者に黙とうを捧げました。
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