四川大地震に対する世界各国からの物資援助や慰問が続いています。
日本政府が派遣した31人からなる専門救助チームは16日午前3時ごろ、成都に到着した後、直ちに四川省青川の関庄鎮に向かいました。また、29人からなる第2陣の救助チームは16日午後成都に到着する予定です。
外国の専門救助チームが救援活動に参加するのは、中国の歴史上で初めてです。日本の救助チームは"5・12大地震"の発生後、最初に被災地に入った外国の専門救助チームです。
今回の日本救助隊の小泉崇団長は「現地の建物の構造については今のところ全く分からないが、救助活動には自信を持っている」と述べました。
日本の第1陣の救助チームには、消防や通信、医療などの専門家が含まれています。(翻訳:katsu)
国連のモンタス報道官は15日、パン・ギムン事務総長の被災地に対する関心と慰問の意を伝えた上で、「国連は、あらゆる方法で被災地を支援する」と述べました。
アフリカ連合委員会のジャン・ピン議長は15日夜、中国政府と国民に慰問の意を示し、負傷者がいち早く回復するよう祈っているとの声明を発表しました。
ロシアは、被災地に対し総額400万ドル相当の、インドは500万ドル相当の物資を援助すると表明しました。
国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は15日、義捐金およそ1930万ドルを寄付する意向を示しました。
また、ノルウェー、スペイン、フランス、韓国、日本など51カ国から、被害者を見舞うメッセージが届いているということです。(翻訳:鵬)
日本、ロシア、韓国などの国際救援隊は16日、相次いで、四川省の被災地に到着し、救援作業を展開しました。
日本の救援隊は、初めて被災地に入った国際救援隊です。第1陣の31人からなる日本救援隊員は、既に四川省青川県に入り、救援作業を展開しています。第2陣の29人も16日夜、成都市に到着する予定です。
韓国の47人からなる救援隊は、16日午後5時30分ごろに成都市に到着し、被災地に向かっています。
このほか、51人のロシア救援隊も、16日午後5時30分ごろに成都市に到着し、直ちに被災状況が深刻な綿竹市に向かいました。第2陣の47人は17日早朝に成都市に到着する予定です。(翻訳:洋)
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